市場操作からトレーダーを保護するため、Bybitでは現物および現物マージン取引について以下の注文執行制限を実施しています。

 

 

• 価格制限
• 注文制限
• 注文割当
• 現物取引限度額の見方

 

 

 

 

価格制限

成行注文の場合： 買い（または売り）注文の推定満期価格が価格制限より高い（または低い）場合、価格制限を超えた部分はキャンセルされます。したがって、市場注文は完全にキャンセルまたは部分的に執行できます。また、市場注文は1万件以内しか決済できず、1万件を超える取引はキャンセルされます。

 

指値注文の場合：購入（または売却）注文の価格が設定した制限より高い（または低い）場合、注文はキャンセルされます。価格修正設定（デフォルトでは無効）がオフの場合は、注文は実行されません。価格修正設定を有効にすると、入力した価格が許容範囲を超えた場合、自動的に購入（または売却）注文の価格が上限（または下限）まで調整されます。

 

 

新規通貨上場後5分以内の価格制限は、以下のように異なりますのでご注意ください。

 

その他の注文タイプ： 新規通貨上場から5分以内に、成行注文、条件付き注文、損切り/利食い注文、OCO注文、戦略注文はサポートされません。最初の5分以降、注文の価格制限は上記のルールに従います。

 

 

価格制限の計算

 

 

注：

— インデックス価格の計算は、こちらをご覧ください。

— 現物取引ルールページから各取引ペアのx%とy%を確認できます。

— 過去二（2）分間の平均プレミアムは、以下のように計算されます。

1. 過去2分間の現物第2レベルの取引データと現物インデックスデータ（現物インデックス）を取得します。

2. 以下の計算式を使用して、毎秒の中間価格を算出します。中間価格 = (Best Ask Price + Best Bid Price) / 2.

3. 中間価格から現物インデックス価格を差し引いて、毎秒のプレミアム基準を決定します。

4. 最後に、過去2分間の120プレミアムベーシス値の平均を計算します。

— APIをご利用の場合は、「GET /v5/market/instruments-info」、「カテゴリ=現物エンドポイント」を参照して、priceLimitRatioX、priceLimitRatioYの各フィールドの詳細を確認してください。

 

 

 

 

注文制限

制限について：Bybitでは、単一注文の数量と金額の両方に最小・最大の制限があります。具体的には、注文金額は最小額を満たす必要があり、注文数量は最大値を超えてはなりません。たとえば、1件のBTC/USDT注文では、最小注文額が1 USDT、最大注文数量が71.73 BTCとなります。

 

指値注文と市場注文では最大注文数量が異なります。RPIおよびPost-Only注文の場合、上限は指値注文（Limit注文）の最大注文数量の5倍です。これらのパラメータは、Bybitのリスク管理要件に基づき定期的に調整されます。最新の具体的な情報については、公式スポット取引規則 を参照してください。

 

 

 

 

注文割当

注文割当とは、現物市場から購入した後に保有できる通貨の最大値を指します。  選択した通貨の利用可能な割当 = 最大 合計注文額 - 番号 保有通貨の額（統合取引アカウント） × 最終取引価格 - 現在の合計注文額

 

投資リスクと価格変動が大きいため、アドベンチャーゾーンに上場している通貨のみが注文割当の対象となります。 これらのゾーン外の通貨に制限はありません。

 

MVLの注文割当が300,000 USDT、市場価格が0.002640 USDTの場合、ユーザーがスポット市場から購入できる最大量は113,636,363 MVL（300,000 ÷ 0.002640）です。このノルマに達した場合、販売注文のみが許可されます。割当達成後の入金や価格変更による購入量の増加は制限されません。注文割当は、スポット取引の注文ウィンドウで確認できます。 

 

 

 

 

 

 

 

現物取引限度額の見方

各現物取引ペアの価格制限及び注文制限を確認するには、こちらにアクセスしてください。